なぁ、走るの好きか?走るって何なんだろうな。
『風が強く吹いている』 三浦しをん
あけましておめでとうございます!
宣言通り、2011年最後の1冊はこの本です!
やっぱキャラがいいですねー^^
みんな個性的でいい子!
駅伝本番まではまさに青春小説!って感じなのに、
駅伝でそれぞれが走っている時の表現の美しさにやられましたね…
特にアンカーのハイジのシーン。
ハイジが走っている時の文は一際美しかった。
美しい嘘を走についてまで走りきったから?
その嘘が取り返しのつかないものだったから?
あの走りが最後だから?
分からないですけど、ハイジがゴールする直前の描写が
ハイジ目線からも走目線からもとにかく好きなんです。
ただただ、美しい、と思いました。
それで、今年箱根駅伝をちらっと見て、
ホントに人が走っている姿は美しいんだな、と。
本当に走るためだけに生まれてきたような人がいるのかもしれないと思いました。
年末になるたびに読み返したくなる、
そんな素敵な1冊でした^^