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野村 美月
エンターブレイン
(2006-04-28)
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嘘も真実。
『”文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)』 野村美月
ずーっと気になってたんですけど、
「ライトノベル」レーベルってだけで躊躇っていたシリーズです。
でも、その考えはもったいないかなーってことで読んでみることにしました^^
『ビブリア古書堂〜』以降に出ていたら
もっと売れたんだろうなーと思ったり思わなかったり。笑
遠子先輩と心葉くんのお話、
すっごく可愛いくて、優しいですね!
遠子先輩のお茶目な感じ大好きです^^
なんだかんだ言って、遠子先輩に振り回される心葉くんも可愛いですー!
こうして自分と同じ時代に生きる人たちに書きかえられるだけで、
小難しく感じてしまう太宰治も『人間失格』も身近に感じられますね。
私にはやっぱり竹田さんの気持ちを理解することは難しいけれど、
”想像”することはできるし、そうすることが大切なんでしょうね、きっと。