簡単に人を助けられる、なんてことは無い。
『妖怪アパートの幽雅な日常3』 香月日輪
妖怪アパートシリーズ3巻目ですー。
この巻はなんだかいつもよりも少し暗め。
魔導士として修業を始めた夕士が、
これから魔導書「小(プチ)ヒエロゾイコン」と向き合っていくために、
大げさにいえば覚悟を決める巻だったのかな^^
世の中には、
楽しいことだけじゃなくて、苦しいこともたくさんあって。
でも、その苦しいこと、辛いこと、嫌なことにとり憑かれてしまうと、
もう元に戻れなくなってしまうこともあるんだなって。
それはまあ、割と当然のことなんですけれど…。
でも、改めてそういうことを考えると、
自分は、恵まれているなって強く思えます^^